レタスの自家採種とお試し栽培 【2016.10.14】

夏の間、庭のプランターで栽培していた、レタス・リバーグリーンとコスレタス・マノア
秋になって唐立ちしてしまったのでそのまま成長させ、自家採種を目指しました

リバーグリーン

雨・風・日差しをもろに受ける場所に置いてあったリバーグリーンは、台風などのたびに倒れたり、葉がボロボロになったりでまともに外葉の収穫もできず
そのうち唐立ちして、こんな感じで蕾をつけていました

しかしこの後、隣の工事の人とか車とかに引っ掛けられたのか、ある日茎が折られてしまっていて、こちらはそのまま枯れてしまいました

マノア

一方、マノアのほうは軒下に置いていたのもあって、日当たりの関係で大きくはなりませんでしたが、雨風がしのげたからか、３株中２株が無事に育ちました
特にそのうちの一株が、しっかりと花をつけ、種も入ってきたので、自家採種しました
水耕栽培だと、リバーグリーンやコスレタスは、なぜかいつも種が採れる前に病気になって枯れてたので、この品種では初めての自家採種です

まずは綿毛が完全に開いたっぽい花を摘み取り、このまま数日乾燥させます
これは、切り取ってすぐは、切り口から白い樹液が出てきて粘つくのが嫌なだけです(笑)

花のがくの部分のふくらみをつまんで綿毛だけを引き抜きます
このとき、ふくらみが大きくてかたいやつは種が詰まってますが、つぶれる奴はほとんど種がないので、たくさんあるなら選別ついでにそのまま廃棄することもあります
綿毛を抜いたら、浅めの入れ物に逆さにして指先でいじってやると、こんな感じで中身の種が落ちてきます

この品種の場合は、種が黒いので、黒くて大きいのが中身が詰まってるやつ
白いのは中身のないやつです
ちょっと表に出て、かる～く息を吹きかけてやると、中身が無くて軽い白いやつは飛び出していき、中身の詰まった種だけが残りますので、これを袋に入れて保存します

一応、発芽するかどうか心配だったので、水耕栽培でお試し種まき
スポンジ培地一つあたり粒ずつ種をまきましたが、悪くない発芽率です

間引きをして、そのまま栽培継続中
今のところいい感じで成長してくれています

種の方もまだまだ取れそうなので、同じく大量ストックのあるサニーレタスの種を合わせ、ベビーリーフ用と兼用できそうです